雑記・龍の騎士

めでたいカプオンリーの日にメリバをお出しするという暴挙に出ました。幸いにも、たくさんの方にあたたかく受け止めていただけて嬉しかったです。

メリバ、という言葉はとても難しいです。
ハッピーとは。バッドとは。どれほど考えても答えは出ないし、人それぞれに基準というか、許容範囲もあると思うので……。
さらに言えば、「バッド」と「かなしい」はきっと違うし、「せつない」「やりきれない」ともやはり違う。
そういう繊細な機微を前にすると、自分なんかはまだまだ唸るほかありません。

以前何かの本で、深い悲しみには癒しの効能があるという話を読みました。
現代では悲しみ→癒やす、というのが筋なのでは?と思いがちなのですが、悲しみを乗り越えたり克服するのでなく、悲しみを「味わう」ことで生きてゆくことができる、そういう人生を歩む人もいるのだと。
そこまで壮大な話に繋げてしまうのはさすがにおこがましいのですが、メリバの難しさの一つには、こんなことも関わっているのかなぁ……と思ったり。

とか言って、単にかつてちょっとだけ歴史をかじっていたので、「推しは全員鬼籍に入ってるし、国は当然滅びてる」のが日常茶飯事すぎる自分の感覚がおかしいだけかもしれません。
好きになったら、まずはお墓参りと遺品探しからスタートです(歴史好きあるある)